ロメールのオールナイト上映を観に池袋へ行った。オールナイトだと必ず最後の一本で寝てしまうので今回は万全を期すために漫画喫茶で数時間仮眠をとろうと思い立ったものの、ふだん漫画喫茶に行かないのであまりの居心地のよさに感動してしまいソフトクリームをたくさん食べて横になりながらマンガ読んでたら結局全然寝れなかった。会場にはなぜか少し前にマッチングアプリで知り合った男がいたり、そこそこ好きなインフルエンサーや仲良しの女友達がいたりして笑えた。終演後女友達と汚い街だな~と言いながら少し歩いて富士そばを食べた。ネトストがやめられない話と旧暦で春がきたから鬱が深刻化する話、カーテンが結露でびちゃびちゃになっているのを見ただけで立ち上がれなくなった日のこと。情緒との付き合い方に必勝法はないし、どうせ大した理由でなんて死なないんだよねと風呂場で転んだ時に思ったんだ~とコロッケそばを食べながら友達が話す。

 

このあいだ会った男の子にどうして自分のことを話してくれないのか、と恨めしそうに言われた。わたしは自分のことを話すのが苦手だ。それは試着室で着替えた服が似合ってるのかわからないけれど、外で人を待たせているから早く決めなきゃというような、そんなようなプレッシャーに似ている。うそも本当もあまり上手ではないからどんどん口数が少なくなる。みんな他人の考察や憶測、性癖の話が大好きで間違い探しするみたいにじろじろと覗きこんでくる。わたしのばかみたいに重くて性悪な愛や怒りや殺意や幸福を誰にもわかってほしくないから人に見せられるブログになんて書かない。

 

なんでアイドル好きなの?と聞かれるが、見た目も年齢も性別も関係なく愛させてくれて、自分の身勝手なストーリーを投影することすら許してくれる。まばたき一回分くらいしかない、10代そこそこの美しい時間を注いで。菩薩業じゃん。

 

iphoneの天気の機能で好きな人や友達の住んでいる町を軒並み登録している。朝起きて、あぁ好きな人の住んでいる町は今日も天気が良いんだな、とか東京は午後から雨が降るから傘を忘れていないといいななんて思いながら睡眠薬が残ってふやけた頭で今日一日のことを考え始める。寝起きってなんでこんなブスなんだろ。新しく買った歯磨き粉まずい。昨日ちょっと泣いちゃったから今日は誰にも会いたくないな。パンのジャムも服についちゃって、あーあ女の子って難しい。いつも元気なんて無理だもん。でも新しいワンピでテンション上げて一生無双モードで頑張るよ、君もかわいく生きててね。


大森靖子「魔法が使えないなら」PV

男の子からバレンタインにチョコレートを4つもらった。どれもこれもおいしくてラッピングがかわいくて嬉しい。たしかおととしは好きな人にチョコレートと手紙を送った覚えがある。わたしは本当に嘘がつけなくて、丁寧なラブレターを添えては友チョコと言えばよかったと後から後悔したのをよく覚えている。去年だったら茶化しながらそう言えたのかもしれない。素直な自分をさらけ出し、愛する事を諦めない、と嵐が歌っていたけれどあの歌詞本当に良いな。うまくいったってうまくいかなくったって、大好きな人の顔を思い浮かべてチョコレートを選ぶのはかけがえのない時間だと思う。

 

一緒にいても人生に干渉させてくれないことがさびしい、と言われたことをふと思い出した。わたしはがらんどうなのだ。

 

仕事中、よくお客さんが泣いてしまうことがある。誰かの最後に立ち会った人たちの毎日を立て直すまでの手伝いをしてお給料をもらっている。お客様の価値観を変えろ、とよく上司に言われるが、そんなこと、そんなことしてこの人たちの救いになるのだろうかと真剣に考えては家に帰ってパンクしそうな頭にアルコールを入れて正気と狂気の間を行ったり来たりしてぶち切れている。死の前での共感は傲慢だ。人が死ぬ映画を何百本観たってわからない景色がそこに座っている。わたしは別にペシミストじゃない、でも毎日毎日どこかで誰かが死んでいてその話を聞いてその人たちに物を売っている以上、やっぱりそうならざるを得ない部分、やりすごせない要素があったのだ。それは別に善人だからとかじゃない、境遇や性質が絡んでたまたま生まれた偶然であって、自分のまっとうさや人間らしさなんてはなから信用していない。退廃の仕方なんて知り得ないのに、精神だけどんどんすり減って、お風呂に入るたびに溶けてなくなっていくようで、石鹸の残りかすみたいになわたしはベッドのなかでわかりもしない他人の心を想像してはしくしくと泣いてしまう。弱くてみじめで涙腺だけ発達した、なにもできない人間だ。どんなときよりもこの時間がつらい。どうせ他人の人生に一生踏み込むことができないんだというわかりやすく明快な絶望だ。でも、大切な誰かを失ったことに向き合う人を見過ごせなくて、いたわりたいなんて思うくらいには見ず知らずのあなたにやさしくしたいといつも思っている。それをださいとかみっともないとかクリエイティブじゃないなんて言われたってかまわない。純度100%のエゴかもしれないけれど、わたしにとってこの仕事はもしかして誰かを救えるかもしれないと、わがままな夢をみさせてくれるものなのだ。

 

シャンパン一本ビール3本飲んだので今日はもうおしまい。誕生日にもらったモンブランとティラミスおいしかった。甘い栗が苦手だと話していたのを覚えていてくれたのかお芋のモンブランをもらってうれしかった。

嵐のアルバムがサブスクで配信されだしたので速攻でプレイリストを作って聴いています。

music.apple.com

学生の頃からハロプロが好きだったけれど、メディア露出の少なさや当時フォーメーション重視のため各々のダンスの個性がなくなってきていたのに対し、ジャニーズの自由度の高さやハロプロに通ずる衣装のだささに親近感がわき一時期ハマってDVDを集めまくってました。

基本的に嵐の曲はほとんどが大野・二宮のキーに合わせられているので、男性アーティストの曲にしてはキーが高いです。おそらく嵐の楽曲に対するさわやかな印象の理由はここにあると思いますが、実際ライブ映像を観ると大野君の声はミドルとロウがしっかりあるのでCDで聴くのとはちょっと違った声に聞こえるときもあります。これはぶっちゃけマスタリングの問題なので、生歌っぽい音が聴きたい!と言う人はアラフェス2012のDVDの購入をおすすめします。この年の録音は最高だった。演出などはとにかく派手です。無数に広がる花道、空を飛んだりヘリで登場したりステージが縦横無尽に動き回り尋常でない数のストリングを率いた生バンド、火も水もドバァドバァ出てくるしプロジェクションマッピングに花火もあがります。


嵐 - Monster [Official Live Video]

どうです、このハロプロばりに謎な衣装。松本潤の肩のところの素材はどうなってるんでしょうね。上半身のインパクトが強すぎて金ピカのズボンは気にならなくなってくるほどです。てっきり嵐だけかと思ったらほかのグループも同様にイカれた衣装が多かったのでこれはおそらく事務所の方針なんでしょうね。しかしそれらをねじ伏せる如くみんなかっこいいです。

 

各々のダンスの個性に関してはTurning upのスタジオ撮りビデオがわかりやすくておすすめです。

https://twitter.com/1326Yuko/status/961358766280097792?s


ARASHI - Turning Up [Official Choreography Video]

もうこの動画を一度みただけで推しが決められるレベルの情報量!ダンスの個性が本当に良い……同じ振り付けのはずなのにこんなにキャラ立ちする???大野くんの異常なまでな体幹の強さ、相葉君は重心が低いので五人で横列で並んでも身長が悪目立ちせず、かつ手足が長いので華がある…そしてニノの圧倒的なかわいさ…首や関節のやわらかさで五人のなかでもずば抜けて雰囲気がある…松本潤はおそらくコレオグラファーに忠実に踊っている感じなのでどの曲も安定して美しいです、メンズアイドルのダンスとして個人的に理想なのは松本潤…櫻井君はまじで無尽蔵の体力、筋肉量が多いので直線的な動きが映えます。メンバーのソロ曲では振り付けや作曲を自分でしていることもあるので、推し(担当)が決まったらチェックしましょう。

 

大野君のそつなさとかコレオグラファーとしてのセンス、相葉君のハロプロエッグばりの溌剌さ、ニノのあざとさとセルフプロデュースの徹底されたファンサービス、櫻井君のメンズアイドルならではのフィジカルの強さ、松潤のすべてが良い。箱推し待ったなし。あとわかりやすい泣けるコンテンツ化みたいなのがないので、とにかく辛気臭さや悲壮感がないのが気持ちが良かった。もちろんインタビューとか読めばあるんですが、いちライトファンからはあまりそういった側面は見えないように演出されてる気がします。ネットフリックスのドキュメンタリーがどこまでそういった部分を掘り下げるかはわかりませんが、現時点ではコンサートの制作過程などが観れてとても面白いです。


『ARASHI’s Diary Voyage』(5人、最後のドキュメンタリー)予告編-Netflix

 

なにより一番すごいのは、嵐のライブに行ったことのある知人全員が「メンバーと目が合った!」と言っていたところだ。ふだん数千人規模のアイドル現場に行っても、メンバーと目が合わないことなんてざらにあるのに……嵐は本当にすごい。そしてサブスク配信やSNSアカウントの作成、youtubeでのライブ映像やオフショットの公開など、いままでのジャニーズではありえなかった偉業をなしとげてくれている。インスタストーリーで松本潤がファンの質問に答えてたのなんて普通に泣きそうになった。今回の活動休止に関して邪推する人は多いけれど、嵐は本当にファン思いの素晴らしいグループだと思う。2020年いっぱいの活動ではあるけれど、嵐は音源にライブ映像はもちろん、冠番組のDVDにメンバー出演の映画やドラマといったように今後の老後を楽しむくらいの量の娯楽を残していってくれているので、今からでも遅くないのでみんな嵐にハマろう…

 

黄色い涙 [Blu-ray]

黄色い涙 [Blu-ray]

 

 

LINEのアイコンの画像なんなんですか?と聞かれたのでロベールブレッソンの「やさしい女」がチェコで公開されたときのポスタービジュアルですよ!とはきはきと言ったら「SNSのアイコンは普通自分の写真にするもんだよ」と言われたのでそれは……趣味じゃないのでいやです……と言った。なんというか、会社の人のLINEのアイコンがたいてい旅先での自分の写真や子供との2ショットだったりするの、ちょっと不思議だな。アイコンってなんなんだろー。

 

小学校の卒業文集に、将来はインタビュアーか新聞記者になりたい、素晴らしいものを作る人の考えを知りたいと書いていた。文集の右上に自画像を描くスペースがあったけど、隅から隅まで居心地が悪いと言っているかのように、枠の3分の1くらいに小さく小さく自分の絵を描いていた。自分ではどうにもできないことがあった時、フィクションや他人の人生を知りたがるのだろうか。本を読まなかったり映画を観なかったりする人がたまにいるけれど、その人のわたしの違いはなんだろう。わたしはそういうものにあまりにも救われすぎたから、依存しているだけなんだろうかとたまに思う。

 

火曜の朝エロい夢を見た。あまりに無修正でリアリティがありすぎて起きてから少し動揺した。いつもきれいにしている顎にうっすら生えたヒゲ、頬をなでたときの手触りとか、ささくれだった指で撫でられた時のわずかなひっかかりや切ったばかりでするどい爪、乾燥ではがれた唇の皮。わたしの知らない暇つぶしの手段を知っている男の子の瞳が夢の中でもきらきらしていて一生目覚めるつもりはなかったのに寝付いてからたかだか1時間半で目が覚めてそのまま眠れなくなった。わたしはいつだって好きな人のことが一番好きだ。

 

 


中央線の車窓から団地の貯水塔が見える/魚住英里奈

 

6日は26歳の誕生日だった。ネイルサロンのお姉さんにバレンタインですからね!と言われてパールの入ったピンクのネイルを勧められた。もうチョコレート渡したから関係ないんだけどな……と思ったけど仕上がりがかわいいので問題ありません。サロン帰りになにか甘いもの食べたいなと思ったけど、並ぶのがめんどくさかったので家でチョコレートスコーンを作った。おいしい。就職したばっかりのころ、大学生の頃から付き合っていた人と別れた直後で、毎日なにか少しでも良いことがほしいなと思って料理やお菓子作りをはじめた。米がうまく炊けたり、スーパーで豆乳が安かったりとか、そういうこと。何より一日の最後にそこそこの達成感というか、まともに生きながらえてる感を得られるというのが精神衛生上とても良い。自分で自分の機嫌を取ることに対して普通の人よりはつとめてきたつもりだけど、最近ずっと調子が出なくてふさぎがちでめそめそしていたから久しぶりに柔らかい気持ちになれた。どうせ不調も気圧と寒さのせいだけど。元カレからお誕生日おめでとう、とLINEが来た。泣いててもかわいい!と何度も何度も言ってくれて、遠くから深夜バスに乗って会いに来てくれるやさしい人だった。なきむし克服する、と返事をした。

 

友達から誕生日プレゼントにアイライナー、チーク、入浴剤、パン粉メーカーのキャラクターが印刷されたマグカップ(意味が分からない……)、男の子からスピーカーとスクリーンをもらったのでプロジェクターを導入。わたしは機械が苦手なので設定に着手するまでもう数日かかりそう。7日は友達が泊まりに来たのでオムライスを食べたり、チョコレートケーキ食べながら好きなアイドルの動画見たり、一緒にお風呂に入った。友達の同棲相手の話をしたり、男が「責任とりたくないから結婚しない」っていうけどこっちにも責任が生じるってこと頭に入ってなさそうだよね~とかいう話をしたりした。

 

いつだって約束未満で進行していくから、いろいろな感情を口に出すかわりに頭を撫でたり、眠っているとわかっているからこそかけられる言葉をぽつぽつとつぶやく。そもそも都合のよさに執着してたらこんな人間になんてならない。少し重いニットを着ただけで肩こりしてしまうような脆弱なわたしが、愛玩とか、性欲とか将来性のためだけなんかに人を好きになるわけないのに誤解されている気がする。

これで終わりにしたい、という曲名と歌詞、鎌倉で撮影されたMVがめちゃくちゃ好きで毎年寒い時期になると必ず加地等を聴いている。わたしの誕生日と加地等の命日は近い。


これで終りにしたい / 加地 等

知人の男性とカンボジア料理を食べた。メニュー表をみて、カンボジアって何の宗教の国でしたっけ、と聞くと宗教と土地の構造、あーだから魚料理とか発酵食品が意外とあるんだ、みたいな話に自然となる。わたしはココナッツとか魚醤とかレモングラスの匂い、割と好きだ。ほとんどの料理がメニューの写真と全然違う盛り付けで思わず笑ってしまった。政治とアイドルと映画の話ばかりしていた。僕ね、大体の人の考えていることなんとなくわかるんですよと言っていた。それはもしかしたら本当にそうなのかもしれないけれど、こういうこと言う人のまっすぐな驕りや選民意識みたいなものは面白いと思う(あくまでこの距離感だからだけど)わかるのか、わかるのならすごいな本当に。わたしはわかるという言葉に対してものすごくビビってしまいなかなか口に出せないので、こんなに気軽に使えるのはすごい。わたしのことを私以外の人の口で語ってもらいたい。カンボジア料理は総じておいしかった。

久しぶりにちゃんとしたヒールを履いたからかマンションの階段が昇りづらくいらついた。アルコールなんかでは消し去れないレベルの靴擦れの痛み、湯上りのつま先はフローリングで一瞬で冷える。帰宅してからもうひとつやっているブログ、通称人に見せられないブログの記事をまとめて消去した。恥のアーカイブス。ひねくれるのはダサい。というか、ひねくれているということで色々なものから見逃されようとしていたころの自分の文章がきもくてもう見てられん。

 

プライベートと自己主張と体裁のはざま、みたいな地下アイドルのコラムを読んでも、本人の気持ちなんて全然見えない。

 

忘れ物取りに行っていい?と言われて乗った社用車で少し眠っていたらなぜか海沿いに着いていた。風が強くて、寒くて真っ暗でどろどろぎらぎらとした海。車の中で東日本大震災のときの津波の映像を観た。慰めてあげるよ、と言われた。本人は下心よりやさしさの割合のほうが少し多いつもりなのかもしれない。粘ついた笑顔とタバコの匂いとなぜか緩められたネクタイ、また女でいて嫌な思い出が一つ増えたな。わたしが泣いていても怒っていてもめちゃくちゃに傷ついていても、それはわたしとその人のなかだけのことなので、おまえは一生蚊帳の外にいてくれと心の底から思った。結局エキセントリックな女の子がいつも主役に変わるから、「みんな普通が一番だよ」なんてうそをつかないでほしい。毎日痛いほどふつうで、一番でないことを実感している。

 


入江陽 - 気のせい (201912) [Official Video] Yo Irie - Maybe

仕事とかプライベートのストレスからくる圧倒的な不眠と食欲不振のせいで、一日一食二時間睡眠みたいな生活を送っている。体重が減りまくるなか、飯も食わずにカレンダーを見ながら指折り数えて働くわたしを見た後輩に「なんか危ない薬でもやってるんですか?」と聞かれた。わたしも会社にそんなやつがいたら、たしかにそう思うな。裸のままでは働けないから、仕事のあいだだけでもきれいな服を着せてあげる。明りのない部屋に帰り着けばその服もすぐにほどけていく。部屋のベッドサイドに度のきついメガネと一生分のさびしさを脱ぎ捨てて抱き合う日がくることを夢に見ている。「誰かがいなくなっても心のなかに大切なものとして残ります。それを思い出すときあなたの一生に光があたります。」それが一体何の励ましになるのかわからないけど、セルフサービスで報われてくださいってはっきり言ってくれればいいのに。なくなったものを自分の体の一部からはがしとるのにはそこそこの時間がかかるんだって、この仕事してればいやでもわかるはず。心のなかが上がったり下がったりを繰り返して、忙しくもないのに疲れている。ぜんぶだれかのせいにできればそこそこ楽になることには気づいている。親とか、兄妹とか、友達とか上司とか。それでも自分と同じだけ他人の人生にも大切が宿ってることは忘れちゃいけないからそうしなかった。どうでもいい出来事はいくらでもあるけど、どうでもいい人はきっと誰もいない。

 

誕生日がずっと苦手だった、そもそも本当に自分がその日に生まれたんだろうかとなんとなく怪しんでいる。ここ数年は仕事の都合上誕生日当日は一人ですごすことが多い。いつもと同じ映画をかけて、いつもと同じ場面で泣く。ケーキは買わない。家族のグループラインを無視したせいで去年は気まずい雰囲気になったから今年はちゃんと返信するのを忘れないようにしよう。26歳になる。

 

君は自分がどういう人間なのかもっと考えた方がいいよ、と言われてブログを読み返してみた。悲しいことにだけ過剰に敏感で、泣き虫で臆病で話し下手な人間だと思う。ストレートな表現ばかりで、ちゃんとした嘘がつけないからいつも誰かを巻き込んで、場当たり的なやさしさに簡単に救われてすぐ人を信じる。一生自分で死なないタイプの人間だな。


syrup16g - 透明な日