27日泊まりに来ていた友人と町田で買い物をした。この日恋人にあげようと思って買った黒いTシャツは渡せないまま今に至っている。前に付き合っていた人と別れたときもそうだった、プレゼントの大半は渡せずじまいで、わたしはいつも誰かのための物と一緒に暮らしている。

 

2日6連勤の果てに熱を出す。頭が痛くて起き上がれないまま18時まで夢と痛みのあいだを行ったり来たりする。ぼんやりとここ数日のことを思い返した。今まで生きてきたなかで一番うれしかった言葉は「悲しいままでいいよ」だった。尊くてかけがえのない瞬間なんて山のようにあった。それでも、穏やかに生きたい人にとって恋愛はあまりに厳しすぎると知った。他人につけられた傷を後生大事に抱えて、人一人と満足に付き合うこともできず、私は何がしたいんだろうといつも思う。もっと寄り添って、もっと未来を愛していかないと何も生み出せないと常々思う。ここじゃないどこかへ、をやるにはもう年を取りすぎたことにもっと早く気づいていればよかった。

 

6日上司と飲みに行く。回らない寿司を人生で初めて食べた。ネットで買ったMWと先生の白い嘘を読んで休日は終わった。 

 

 

7日仕事で初めて一人で成約をとった。仕事は前に比べればつらいことも少なくなった。早起きが苦手なせいで昼間眠いのをのぞけばそんなに苦しいこともない。繁忙期に向けて少しずつ仕事の量が増えていく。

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言葉にならないような無数の声に追い立てられて、一人の部屋のなかで裸の上からうしろめたさを着て過ごしている。身体が重いのは梅雨のせいにしておけばなんとかなる気もしなくもない。