ブログを更新しない間にアメリカの大統領が決まったりモーニング娘。'16の新曲が発売されたりA子さんの恋人の新刊が出たり兄が結婚式を挙げたりした。

 

アメリカ大統領選、本当に言葉通りの意味で泥仕合って感じだった。わたしは特に政治の知識があるわけではないのですが政治の話は好きです。というと小難し~い単語がびゅんびゅん飛び交ってやれあの政党はクソだあのマニフェストは信用できないだという話になるのですが、私は誰が何を支持するかだなんて正直どうでもよく、「〇〇を支持するなら気が合わない、気が知れない」なんてしれっと口に出すジジイに囲まれるのが嫌なので、本当に親しい友人としか政治の話はしない。

何を支持するかではなくなぜ支持するかが大切だと思うので、支持政党の名前はフィルターにしかならないなと感じる。生活がそれぞれ違うように欲するもの、望むものが違うのは当たり前なので、もっとみんな気楽に将来への希望を政治に重ねて話せればいいし、違うものを選択する人を認め合うことができればいいのになと思う。

 

モーニング娘。'16の新曲、つんく~~~~!!!!と叫びだしたいような歌詞で元気が出!る!!!

行列にならんだら『幸せ』になれるなら早朝から並ぶわ

っていう歌詞が大サビに来るアイドルほかにいないよ~~~。ハロプロの歌詞は女の子に努力して幸せになってもらいたいという願いが顕著にあらわれていて励まされる…。日本全土に「本気で挑む女の子」化計画が進んでほしい。最近いろんな人がハロプロに曲提供してるけど、℃-uteSummer Windにある一節

そんな出来事程で本気でへこまないよ 

ただ少しはしょげてる顔してる方が安心するんでしょ

みたいな女の子のヒヤッとするところ書かせるとつんくの右に出るものいないな…とやっぱり思う。


モーニング娘。'16『セクシーキャットの演説』(MORNING MUSUME ‘16[Sexy Cat’s Speech])(Promotion Edit)

 

A子さんの恋人最新刊はA太郎が悪目立ちしていた。わたしはかつてAくんに似た恋人にふられてA太郎みたいな新しい彼氏と付き合いだしたことがあるのでA子さんが二人の間で揺れる姿を他人事でなく見守っている。それまでのほほえましさが二巻末くらいから薄れてきて、三巻で一気にシリアスムードになりましたがこれ何巻まで出るんだろ。どう考えてもおもしろすぎるのですがこの感じだと4,5巻くらいで終わってしまいそうで寂しい。

A子さんの恋人 3巻 (ビームコミックス)

A子さんの恋人 3巻 (ビームコミックス)

 

 ネタばれになりますが三巻最後のA太郎とA子ちゃんのセックスの最中、A太郎の濡れた髪のしずくがA子ちゃんの背中に落ちてきて、A太郎が泣いているのかと勘違いするシーン。ほんの数ページ前でA子ちゃんの髪をA太郎が乾かしていたのに、なぜ自分の髪は乾かさなかったのだろう。そういうところも含めて、A太郎のことは少し苦手。

 

そして先週末、兄の結婚式に出席した。当日のわたしは式前の親族顔合わせの時点で泣くくらい涙腺がゆるふわだった。余興で新郎新婦の友人が踊った「ハッピーサマーウエディング」で曲中のセリフを自分の奥さんに言い換えてマイクパフォーマンスをした兄…世界で一番かっこよかった…。お色直しではビールサーバーを背負い恋ダンスをしながら登場したりと完全に兄のディナーショー状態だったな。二回踊ってましたし。


星野 源 - 恋 【MUSIC VIDEO & 特典DVD予告編】

あと新婦が両親への手紙を披露したあと、兄も自分の両親と新婦へのメッセージを話していて、あんなにうれしそうな両親の顔は初めて見た。兄の優しくてサプライズ好きな性格がよく出ていたと思う。

最後に新郎の父、つまり私の父が来賓に向けて挨拶をする場面があったが、心の病気がある父にとって人前で注目を浴びて話すことは想像を絶するプレッシャーで、三日前くらいから悪夢にうなされ前日も明け方まで眠れなかったそう。そんななか、原稿を用意してきたものの、式の途中に「自分の用意してきた言葉じゃこの結婚式には似合わない」と言って原稿は読まないことに決めていたそう。あいさつで正面に立った時、半分くらい気絶してる父が式の間に感じたことを途切れがちにマイクの前で話しているのを見て、大げさではなく本当に涙が止まらなかった。見ていられないと母が割って入るのではと思ったのですが、母はそんな父を隣でじっと見守っていて、どんなにうまくいっていなくても夫婦という形に意味はあるのだと感じた。わたしにとって父とは、家族とは一体何なんだろうといつも考えていますがその正体もいつかわかるのかなと少しだけ前向きな気持ちになれた日。