23日友人に「意外と本読まない人なんだね」と言われた。私は本を読むと夢中になりすぎてなにもできなくなってしまう。私にとって読書は不純異性交遊の何倍も勉強に集中できなくなる要因で、中学の時は馬鹿みたいに成績が落ちた。当然だと思う、授業中や自宅はもちろん通学途中に歩きながら本を読んでいたせいで何度も車にひかれそうになってたくらいだし。純文学に近現代の小説、新書に料理本ホラーにエロ小説となんでも読んでいた。

中学生の夏休みの時はうつ病の父と同じ家にいるのがしんどくて、部活に行くふりをして近所の図書館で時間をつぶしていた。自分の自転車が図書館に置いてあることが父親にばれるのが怖くて、少し離れたスーパーマーケットの駐輪場に自転車を止めていた。周りに同じように本を読んでいる子なんていなかったし、読んでいる子がいないことが自分にとって重要だった。「こんなに素晴らしいものを知ろうとしない愚かな人たち」と尊大でいたけど、「あいつらとは違う」なんて他人ありきな生き方に固執して、自意識を着ぶくれさせていた様は相当情けないと思う。勉強もさして得意ではなかったし。

ぼくは勉強ができない (新潮文庫)

ぼくは勉強ができない (新潮文庫)

 

 高校二年の時、寺山修司の「青女論」を読んで書いた感想文は校内の冊子に載って国語教師からの評判もよかったようだけど、セックスという単語を使ったからか翌年の「金閣寺」の感想文は載ることがなかった。

24日仕事。夜はクリスマスっぽいものが食べたくてチキンとワインを買いました。セブンイレブンの700円くらいの白ワインが思ってたよりずっとおいしかったのでご機嫌なまま一本空けて大好きなchelmicoをお風呂で聴いて過ごす。


chelmico「Night Camel feat. FBI」

25日「この世界の片隅に」を観てから東小金井のフレンチレストランでご飯を食べた。加地等の歌は年に一度、クリスマスしか聴きません。


加地等 メリークリスマスフォーユー

26日仲良し同期四人組で忘年会。みんな仕事が休みで17時スタートの健全な飲み会だったのに気づけば4分の3が終電を逃していた。代々木上原鉄板焼き屋さんjibはめちゃめちゃおいしくて、開始1時間弱で二人でシャンパンを一本空ける。その後の記憶はあまりないが飲み代と同じくらいのタクシー代を払っていた。

https://www.instagram.com/p/BOhdz6_DAyr/

大海老の鉄板焼き