最近のこと

 

一番仲の良い同期の女の子が会社をやめた。いつもそれで出勤するのかって思うような派手なアイシャドウをしているところがすごく好きだった。仕事や恋愛の話をしながら新宿で火鍋を食べて、退職祝いにアディクションのネイルをあげた。また一緒に遊ぼうね、と約束した。

 

女友達と新宿でアジア映画を観て、歌舞伎町の上海料理屋でご飯を食べた。酒の勢いで「ホストクラブ行ってみたいよね!?」となったがキャッチの声かけにびびったのと、歌舞伎町のファミマでお金をおろした女の子がどの店に行くのか尾行するという計画が優先されてしまったためホスクラへは行かず。女の子はお店に行くわけではなく、ゴールデンボンバーみたいな人と待ち合わせをしていた。シーシャに行っていつも通りの恋バナをして解散。この温度感で話せる友達って本当に貴重だし、ぜったいに幸せになれ~~~~と思った。楽しい夜だった。

 

新しい手帳を買ってすぐに好きな男の誕生日に〇した。

 

後輩にいきなり「焼肉食べましょう」と言われて集合するも、朝早かったせいか二軒目以降の記憶をなくす。後輩が一軒目で支払った5,000円を財布に入れるのがめんどくさくて持っていた伊勢丹の紙袋にぶちこんだものの、二軒目の居酒屋に忘れた。連絡したところ無事見つかった。4,000円入っていた。

 

母親と神保町で天丼を食べて、銀座のデパ地下で買い物をした。お昼をごちそうしたらお返しにとDEMELのクッキーを買ってくれた。もったいなくてなかなか食べれず、まだ封を切っていない。母に生きているうちにあと何回会えるかな、といつも考えてしまう。クモ膜下出血で倒れて以降、母と会う時にそういうたぐいの緊張が生まれてしまう。先に死にたいな、といつも思ってしまうがそれは親不孝なので誰にも言わないことにしている。

 

自分の周辺にいる男の子たちがこぞって「結婚願望がない」という。なぜかと聞いてみるとたいていが「自分の時間が奪われるから」と言うのだが、奪われる側としての耐性がないんだな……と本当にごめんだけど思ってしまう。「女の子もきっとそう思っているよ」というとみんな鳩が豆鉄砲を食ったような顔をして、「じゃあなんで結婚したがるの?」と聞くけれど、もう一度考えてみてほしい。「30近くなってまわりの女の子がみんな焦ってる」「彼女からの結婚のプレッシャーがすごい」その理由は、なんでだと思う。

 

銭湯に行ってサウナに3セット入ったら毛穴が目立たなくなった気がする(ぜったいにきのせいだけど!)みんなバカのひとつ覚えみたいにととのったととのった言うのが気持ち悪いからあんまり言及したくないけど、わたしはサウナが好きだ……。

 

残業した日はビール飲んでいいルールにしたら結果的に毎日飲んでいいことになってしまったのでルールを変えようと思う。

 

辛い鍋が好きで1か月で5回食べる予定になっている。赤からは5辛がうまいです。家で食べるなら鍋キューブのキムチ味に追加で唐辛子入れて、ほうれん草と豚肉とお豆腐とねぎと白菜で食べるのが好き。

 

寒いのは大嫌いだけど、買った切花が1週間以上もっていてうれしい。

 

季節の変わり目、友人たちの調子がいっせいに悪くなる。年々、体と反比例して精神状態が安定している。年上の男の子に「ぞっとするほど凪いでいる」と言われた。圧倒的な虚無や寂しさにあらがうのではなくその波に乗る方法を考え始めてから少しずつ他人へのやさしさが安定するようになった気がする。悲しさが永遠に続かないというのはもしかしたら一種の絶望なのかもしれないけど、今の自分にとっては少なくとも希望でしかない。

 


aiko-『ハニーメモリー』music video