嵐のアルバムがサブスクで配信されだしたので速攻でプレイリストを作って聴いています。

music.apple.com

学生の頃からハロプロが好きだったけれど、メディア露出の少なさや当時フォーメーション重視のため各々のダンスの個性がなくなってきていたのに対し、ジャニーズの自由度の高さやハロプロに通ずる衣装のだささに親近感がわき一時期ハマってDVDを集めまくってました。

基本的に嵐の曲はほとんどが大野・二宮のキーに合わせられているので、男性アーティストの曲にしてはキーが高いです。おそらく嵐の楽曲に対するさわやかな印象の理由はここにあると思いますが、実際ライブ映像を観ると大野君の声はミドルとロウがしっかりあるのでCDで聴くのとはちょっと違った声に聞こえるときもあります。これはぶっちゃけマスタリングの問題なので、生歌っぽい音が聴きたい!と言う人はアラフェス2012のDVDの購入をおすすめします。この年の録音は最高だった。演出などはとにかく派手です。無数に広がる花道、空を飛んだりヘリで登場したりステージが縦横無尽に動き回り尋常でない数のストリングを率いた生バンド、火も水もドバァドバァ出てくるしプロジェクションマッピングに花火もあがります。


嵐 - Monster [Official Live Video]

どうです、このハロプロばりに謎な衣装。松本潤の肩のところの素材はどうなってるんでしょうね。上半身のインパクトが強すぎて金ピカのズボンは気にならなくなってくるほどです。てっきり嵐だけかと思ったらほかのグループも同様にイカれた衣装が多かったのでこれはおそらく事務所の方針なんでしょうね。しかしそれらをねじ伏せる如くみんなかっこいいです。

 

各々のダンスの個性に関してはTurning upのスタジオ撮りビデオがわかりやすくておすすめです。

https://twitter.com/1326Yuko/status/961358766280097792?s


ARASHI - Turning Up [Official Choreography Video]

もうこの動画を一度みただけで推しが決められるレベルの情報量!ダンスの個性が本当に良い……同じ振り付けのはずなのにこんなにキャラ立ちする???大野くんの異常なまでな体幹の強さ、相葉君は重心が低いので五人で横列で並んでも身長が悪目立ちせず、かつ手足が長いので華がある…そしてニノの圧倒的なかわいさ…首や関節のやわらかさで五人のなかでもずば抜けて雰囲気がある…松本潤はおそらくコレオグラファーに忠実に踊っている感じなのでどの曲も安定して美しいです、メンズアイドルのダンスとして個人的に理想なのは松本潤…櫻井君はまじで無尽蔵の体力、筋肉量が多いので直線的な動きが映えます。メンバーのソロ曲では振り付けや作曲を自分でしていることもあるので、推し(担当)が決まったらチェックしましょう。

 

大野君のそつなさとかコレオグラファーとしてのセンス、相葉君のハロプロエッグばりの溌剌さ、ニノのあざとさとセルフプロデュースの徹底されたファンサービス、櫻井君のメンズアイドルならではのフィジカルの強さ、松潤のすべてが良い。箱推し待ったなし。あとわかりやすい泣けるコンテンツ化みたいなのがないので、とにかく辛気臭さや悲壮感がないのが気持ちが良かった。もちろんインタビューとか読めばあるんですが、いちライトファンからはあまりそういった側面は見えないように演出されてる気がします。ネットフリックスのドキュメンタリーがどこまでそういった部分を掘り下げるかはわかりませんが、現時点ではコンサートの制作過程などが観れてとても面白いです。


『ARASHI’s Diary Voyage』(5人、最後のドキュメンタリー)予告編-Netflix

 

なにより一番すごいのは、嵐のライブに行ったことのある知人全員が「メンバーと目が合った!」と言っていたところだ。ふだん数千人規模のアイドル現場に行っても、メンバーと目が合わないことなんてざらにあるのに……嵐は本当にすごい。そしてサブスク配信やSNSアカウントの作成、youtubeでのライブ映像やオフショットの公開など、いままでのジャニーズではありえなかった偉業をなしとげてくれている。インスタストーリーで松本潤がファンの質問に答えてたのなんて普通に泣きそうになった。今回の活動休止に関して邪推する人は多いけれど、嵐は本当にファン思いの素晴らしいグループだと思う。2020年いっぱいの活動ではあるけれど、嵐は音源にライブ映像はもちろん、冠番組のDVDにメンバー出演の映画やドラマといったように今後の老後を楽しむくらいの量の娯楽を残していってくれているので、今からでも遅くないのでみんな嵐にハマろう…

 

黄色い涙 [Blu-ray]

黄色い涙 [Blu-ray]